建築基準法改正の講習会にいってきました

こんにちは、加藤です。
巷では『断熱が義務化されるみたいだぞ』みたいな会話がちょっと前まで賑わっていました。

今回参加した講習会はマサにそんな話。
建築業界以外の方からすると
「え?断熱って義務じゃないの?」
ってちょっとびっくりするかも知れませんが、今の日本の法律では家に断熱材を入れなくても良かったりします(苦笑
正確には”入れなくても良い”ではなくて”入れるいれないは自由”という表現の方が言い得ている気もします。

地球温暖化対策だったり二酸化炭素排出量の規制の中では今までのように自由とも言ってられなく、いよいよ国主導で規制していく感じですね。

建物を断熱すると省エネになるから法律で規制されるんですね

法改正は巷で噂になるくらい建築業界では大きなイベント。
2025年と2030年に大きな改正が予定されています。
改正される法律は断熱に起因する建物の省エネ性や耐震性能が大きな柱です。
法改正の説明会は人気で私も地元や近くの会場はすぐに定員に達してしまっていたので今回大阪までいってきました。

テキスト

講習会の資料
実に100ページ超の大作。。。

省エネに関しては従来出ていた情報とそれ程違いはなく確認申請上では仕様規定でいくか省エネ適判をとるか判断が必要かなって感じでした。

耐震性は結構建物仕様が細分化された感じ。『どう法文化するんだろう』っと心配になるレベル。

後日、国交省HPにも資料が張られていました。
https://www.mlit.go.jp/common/001705906.pdf

その他、今回法適応が『着工ベース』なのも大きな特徴。
今の既存建物は確認申請ベースだから法改正前後の建物は正確にはいつの法律が適応されているか判断つかなくしかも完了検査をうけていないものも多いからタチが悪い(苦笑
今回の着工ベースはきっと将来の建築士にとってはありがたい方針だと思ったりします・・・羨ましい(笑

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