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水廻りのお掃除に大活躍 クエン酸の使い方

クエン酸の使い方

ドラッグストアやホームセンターに行くと、棚いっぱいに多様な洗剤が並んでいます。

トイレ、浴室、キッチンなど、場所別の専用洗剤コーナー。

除菌、消臭、防カビなどを謳った商品、カビ汚れ、水垢、湯垢、尿石など、汚れの種類に特化した商品。

訴求力のあるキャッチコピーを見て、つい新商品を試してみたくなってしまうこともありますよね。

ご家庭にある洗剤を全て集めたら、いったい何種類の洗剤があるでしょう。

お風呂用だけで数種類、トイレもキッチンもそれぞれ数種類ずつ、なんていうことも珍しくないでしょう。

たくさんの掃除用洗剤

ですが、次々専用洗剤に手を出してしまうと、場所も取るうえに在庫の管理も大変。

使う種類が多ければ、当然コストもかかります。

実は場所ごとに何種類もの洗剤を買わなくても済むお掃除方法が存在します。

それは、クエン酸、重曹、セスキ炭酸ソーダなど、天然由来の成分を活用する方法。

特徴や使い方を知っていれば、汚れに合わせて使い分けるだけ。

コストパフォーマンスが高く、環境負荷が少ないのも大きなメリットです。

この記事では、クエン酸を使った効果的な水廻りのお掃除方法をご紹介します。

クエン酸とは

クエン酸

クエン酸はレモンなどの柑橘類に含まれる酸味成分です。

清涼飲料水やお菓子の酸味料としても幅広く使われ、摂取することで疲労回復や美容にも効果があるといわれる物質です。

では、なぜ食品の成分であるクエン酸が、お掃除に使われるのでしょう。

汚れを除去するメカニズム

汚れを除去するには、物理的な方法と化学的な方法の2種類があります。

物理的な方法は、擦り取る、削ぎ落すというイメージ。

例えばこんな方法です。

  • 軽い汚れをマイクロファイバークロスで拭いて落とす
  • メラミンスポンジでこすり落とす
  • ほこり汚れを掃除機やドライシートで除去する

一方、化学的な方法とは、汚れの性質に合わせて中和反応させることで汚れを除去する方法です。

合成洗剤でよく聞く「中性洗剤」は、汚れの液性に関わらず軽い汚れや付着した汚れを落とすのに効果的です。

また、対象の素材を傷めにくく安心して使うことができます。

ですが、頑固な油汚れや蓄積した水垢など、中性洗剤だけでは上手く落としきれない汚れもありますよね。

そんな場合に着目したいのが、汚れのpH(ピーエイチ、水素イオン濃度指数)です。

pHと汚れ

汚れは種類によって、酸性のもの、アルカリ性のものがあります。

中和反応を用いて汚れを除去するためには、酸性の汚れにはアルカリ性の洗剤、アルカリ性の汚れには酸性の洗剤が有効となるわけです。

クエン酸が得意とする汚れとは

クエン酸は酸味成分という言葉からもわかる通り、「酸性」の物質。

そのため「アルカリ性」の汚れと中和反応し、除去する働きを持っています。

代表的なアルカリ性の汚れは、次のようなものです。

・水垢  ・石鹸カス  ・トイレの尿汚れや尿石(アンモニア汚れ)
  

・電気ポットや加湿器のカルシウム汚れ  ・水道水中のカルシウム汚れ
 

主に水廻りの汚れと考えるとわかりやすいですね。

またクエン酸には消臭効果もあると言われています。

以下のようなアルカリ性の臭いに効果が期待できます。

・タバコ臭  ・トイレのアンモニア臭
 

クエン酸を使ってみよう

クエン酸はホームセンターやドラッグストア、100円ショップなどで入手できます。

粉末状のほかに、液体のスプレータイプも販売されています。

「食用」と「掃除用・工業用」に注意!!

粉末や粒子状のクエン酸には、「食用」と「掃除用」があります。

「食用」のものは料理などに混ぜて使うのはもちろん、掃除用としても使うことができます。

ただし、「掃除用」と記載されたものは食用に使うことはできません。

「掃除用」のクエン酸は食用とは明確に使い分けましょう。

粉末状のクエン酸を使用するには、いくつかの方法があります。

汚れ具合や、汚れを落としたい場所の形状に合わせて使い分けるのがおすすめです。

① クエン酸水 スプレーで使う(基本の使い方)

クエン酸は非常に水に溶けやすい性質を持っています。

基本的な使い方はとても簡単。

クエン酸水の作り方を覚えておくと、いつでも手軽に使うことができますよ。

クエン酸水の作り方

・スプレーボトル

・クエン酸(食用でも掃除用でも)

・ゴム手袋

水200mlに対しクエン酸小さじ1杯分が目安です。

スプレーボトルに直接水とクエン酸を入れ、よく振って溶かせばクエン酸水の完成です。

※クエン酸水は傷みやすいため、余ってしまった場合は冷蔵庫で保管し、早めに使い切りましょう。

クエン酸水をスプレーする基本の使い方は、

におすすめです!

  1. 汚れを落としたい場所にクエン酸水をスプレーする
  2. スポンジやブラシでこする
  3. 汚れが落ちたら水で流す または水拭きする

② クエン酸水 パックで使う

基本の使い方で説明したクエン酸水を使い、お肌をパックするのと同じ要領で汚れにクエン酸を浸透させる方法です。

パックすることでより効果的に汚れを落とすことができますよ。

クエン酸水でパックする方法は、

におすすめです!

  1. 汚れを落としたい場所にクエン酸水をスプレーする
  2. キッチンペーパーを広げて張り付ける
  3. キッチンペーパーの上からさらにクエン酸水をスプレーする
  4. 20~30分放置する(長時間放置しないように注意しましょう)
  5. キッチンペーパーをはがし、水で流す または水拭きする

③ クエン酸ペースト

クエン酸パックでも落ちない頑固な汚れには、クエン酸ペーストがおすすめ。

蓄積した汚れに強いため、大掃除で大活躍です。

 

クエン酸ペーストの作り方

・空カップなどの容器

・古歯ブラシ、ヘラなど

・クエン酸(食用でも掃除用でも)

・ゴム手袋

クエン酸大さじ3杯に対し、水小さじ1杯をよく混ぜます。

ドロッとした状態で汚れにしっかり塗布できるくらいの固さになるように混ぜます。

固すぎたり柔らかすぎる場合は、量を調整しましょう。

クエン酸ペーストは、

におすすめです!

  1. クエン酸ペーストを気になる汚れを覆うように塗布する
  2. 20~30分放置する(長時間放置しないように注意しましょう)
  3. 古い歯ブラシなどで擦り、ペーストを取り除く
  4. 水洗いする

クエン酸を使うときの注意点

手軽に使うことができるクエン酸ですが、取り扱う際には注意点もあります。

クエン酸のパッケージにも注意書きがありますので、よく読んでみてくださいね。

成分を残さない

クエン酸水やペーストは、乾くとクエン酸の粉が表面に白く残ってしまいます。

水で十分に流すか、水拭きをして成分が残らないようにしましょう。

素手での扱いには注意が必要

クエン酸のようなナチュラルな素材は手荒れしにくいと思われがちですが、体質や使い方によっては手荒れする場合もあります。

使用時はゴム手袋を着用するのがおすすめです。

素手で触ってしまった時は、よく洗い流しましょう。

素材によっては変色やサビの原因となる

鉄などの錆びやすい金属、天然大理石などの石材、コンクリートなど、対象の素材によっては変色やサビ、劣化の原因になります。

また、パックやペーストで汚れにクエン酸を浸透させる際は、20~30分程度が目安です。

長時間放置すると変色する場合があるため、注意が必要です。

混ぜるな危険!

クエン酸に塩素系の洗剤や漂白剤が混ざると、有毒な塩素ガスが発生する恐れがあります。

くれぐれも混ぜないよう注意しましょう。

塩素系洗剤を流した直後にクエン酸を使う場合は、排水管内で混ざってしまう危険があるため、十分に水を流してからクエン酸を使ってくださいね。

場所別】クエン酸掃除が効果的な部位は?

ここからはクエン酸でのお掃除が適している部分を場所別にご紹介します。

汚れ具合や、汚れを落としたい場所の形状に合わせてクエン酸を使い分けると、効率よくお掃除ができますよ。

《浴室》でクエン酸が効果的なのは

  • 水栓廻り
  • シャワーヘッド
  • 浴槽廻り
  • お風呂の椅子
  • 洗面器
  • 鏡(※)
  • 浴室ドア、レール部分
浴室

※曇り止め加工が施された鏡にはクエン酸を使用しないでください

お風呂で水垢汚れが発生しやすい場所は、シャワーを使った時に飛び散った水滴が付着しやすいところです。

湯垢(皮脂を含む酸性の汚れ)を落としたい場合は、クエン酸は不向きと言えるでしょう。

《洗面室》でクエン酸が効果的なのは

  • 水栓廻り
  • 洗面ボウル
  • 鏡(※)

※曇り止め加工が施された鏡にはクエン酸を使用しないでください。

洗面は使用頻度が高く、水滴が放置されやすい場所。

日ごろからクエン酸スプレーを使ったお手入れを習慣づけるとともに、使用後に水滴を拭きとっておくと、水垢知らずのきれいな状態を保つことができますよ。

《キッチン》でクエン酸が効果的なのは

  • 水栓廻り
  • シンク廻り
  • ワークトップ

キッチンは水垢、油、食べ物や石鹸カスなど、家中で最も多様な汚れが溜まりやすい場所と言えるかもしれません。

水垢汚れが発生しやすいのは、洗い物などの際に水が飛び散る部分。

水栓やシンク廻りの気になる水垢には、クエン酸が効果的です。

キッチンリセットを習慣化すると、水垢の蓄積予防にもなりますよ。

《トイレ》でクエン酸が効果的なのは

  • 便座、便器
  • シャワーノズル

トイレの汚れや臭いはほとんどがアルカリ性。

そのため、トイレは全体的にクエン酸を使ったお掃除が効果的と言えます。

便器の汚れにはクエン酸水でパック

頑固な尿石にはクエン酸ペースト

など、汚れ具合に応じて使い方を変えてみると良いでしょう。

さいごに

クエン酸のような天然成分を使うお手入れは、汚れに関する知識を少々必要とします。

ですが、基本を理解してしまえばとてもシンプル。

色々な場所で多目的に使えるのはとても便利です。

また、専用洗剤に比べコストパフォーマンスに優れているのも嬉しいポイントですね。

環境負荷が少ないお掃除をしたい、なるべく合成洗剤を使いたくないと考えている方にぜひおすすめです。

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