「充電ステーション」のススメ

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一人一台は当たり前! 増えていくスマホやタブレット

スマートフォンにタブレットにスマートウォッチ。

ワイヤレスイヤホン、ヘッドセット。

現代の暮らしでは、ワイヤレスで使える便利な機器がたくさんあります。

これらのような「コンピュータなどの情報端末」と「そこに機能を追加するために接続する装置」を総称してデバイスと言います。

あなたのお家に全部で何台のデバイスがあるか、数えたことはありますか?

今や一人一台以上のデバイスを持つのも珍しくはありません。

テレワークをするようになって、使うデバイスが増えたという方もいるでしょう。

また、子どもの成長に伴って増えるデバイスも侮れません。

スマホ、学校から貸与されたタブレット、ワイヤレスイヤホンやヘッドセット、携帯ゲーム機など。

幼いうちには縁がなくとも、大きくなってくればデジタル機器の使用を避けて通れないのが現代の暮らしです。

その結果、子どもが小さい頃には想定していなかったほど充電機器が増え、コンセントが大渋滞、なんて光景に心当たりがある方も多いのではないでしょうか。

この記事では、複数のデバイスを同時に充電することができる「充電ステーション」についてご紹介します。

これから家を建てる場合、購入する場合はもちろん、既にお住まいのお家でも取り入れることが可能な「充電ステーション」、ぜひ参考にしてみてください。

充電ステーションとは

「充電ステーション」は、スマホやタブレットなど、複数のデバイスを同時に充電することができる、いわば充電コーナーです。

ただし、決まった形があるわけではありません。

「充電ステーション」として販売されている専用品を活用する人もいれば、自分のスタイルに合わせてDIYする人も。

もちろん、新築時に造作で作ることも可能です。

必要なのは、場所を確保すること。

電源を確保すること。

充電ステーションを活用すると、ただ複数のデバイスを一ヵ所にまとめられるだけでなく、コードがごちゃごちゃに絡まるのを防ぎ、見た目にもスマートに充電することができますよ。

充電ステーションで解消できる困りごと

①コンセントの大渋滞、たこ足配線やケーブルのごちゃつきを解消

充電しなければならない機器が多すぎて、こんな状況になってはいませんか?

たこ足配線は、火災の原因となったり、機器の故障に繋がるリスクが伴います。

プラグのささり方が不完全だったり、ホコリが溜まりやすいことにも注意が必要です。

また、ケーブルが垂れ下がっていたり絡まっている状態も、見栄えが良くありません。

充電をしたいときに、どのケーブルがどの機器に対応しているのかも分かりにくくなります。

これらの困りごとを解消するには、延長電源タップやケーブルボックスが有効です。

電源タップやケーブルをボックスに収納することで、ホコリを防ぐことも可能。

さらにケーブルをフックで固定すれば、ケーブルのごちゃつきも解消できます。

②デバイスの放置や迷子を解消

「スマホどこに置いたっけ?」と、おうちの中を探し回ることはありませんか?

子どもが学校から貸与されたタブレットをソファの上に置きっ放しにしてしまう、なんて困りごとはありませんか? (万が一壊してしまったら困りますよね)

使わない時に定位置に置くことを習慣づけるためにも、充電ステーションは有効です。

片付けの基本は、ものの居場所を作ること。

スマホの居場所ができれば、お子さんも自然と片付けられるようになるかもしれません。

充電ステーションにおすすめの場所

充電ステーションをどこに設けると使い勝手が良いでしょうか。

スマホやタブレットなどをよく使うシーンを思い浮かべてみてください。

リビングでくつろぐ時、リモートワーク中、キッチンで料理をしている時・・・。

充電ステーションには収納や保管といった役割も含まれます。

「使う所の近くに置き場所をつくる」のが収納の原則。

つまり、家族共用の充電ステーションであれば、

  • 家族が集まるLDKの棚やカウンターテーブルの一角
  • 仕事での用途が主であればワークスペースに

といった具合です。 

大元となる電源を確保できるかどうかも、場所を決める大切な要素です。

新築時であれば、充電ステーションの場所に合わせたコンセント計画を立てられますね。

充電ステーション色々

充電ステーションを取り入れるには、大きく分けて3つの方法があります。

①市販の「充電ステーション」を活用

インターネットで「充電ステーション」「充電スタンド」「スマホ・タブレットステーション」などのワードを検索すると、市販の充電ステーションが沢山出てきます。

また、大手インテリア雑貨店などでオリジナル商品が展開されていることもあります。

市販品の最大の魅力は、手軽に取り入れられることです。

充電機能を備えたもの、ケーブルボックスのみのもの、その両方を合わせたものなど、ニーズに合わせて選択すれば、購入してすぐに使えるのが嬉しいですね。

ただし、充電機能を備えた商品は充電可能な台数やポートの形状が決まっているため、確認が必要です。

②アイデア次第で自分仕様に! 簡単DIY

延長電源タップや、ケーブルボックスなどを組み合わせて、自分仕様の充電ステーションを作るのもおすすめです。

ケーブルボックスは、100円ショップやホームセンターで手に入るファイルボックスやバスケットなどの収納ツールで代用できます。

電源タップとケーブルを収納できる大きさのものを選びましょう。

また、ケーブルを通す穴があると、よりすっきりとケーブルをまとめられます。

スマホやタブレットを並べておくスタンドは、ディッシュスタンドで代用することも可能。

特にデバイスの台数が多い場合には、収納力のあるディッシュスタンドならすっきりと整理できます。

充電ステーションを置く場所がない場合は、壁面に作るというアイデアも。

有孔ボードにフックや棚板をつければ、カスタマイズ自在な充電ステーションになります。

DIYの場合、自由にカスタマイズできるのが何よりの魅力。

インテリアのテイストに合わせて自分でデザインするのも素敵です。

デバイスが増えても対応しやすいのが助かりますね。

③新築時に造作する

新築時であれば、設計段階で充電ステーションについて検討するのがおすすめです。

「壁厚を利用してニッチタイプの充電ステーションにしたい」

「扉をつけて充電機器が並ぶ生活感を隠したい」

など、家の一部として充電ステーションを組み込むことも可能。

新築時に充電ステーションを検討するメリットはほかにもあります。

  • 間取り、動線、家具の配置などに合わせた検討ができる
  • 必要な場所に壁下地を入れておける
  • ニーズに合わせたコンセント計画ができる(場所、高さ、数)

造作家具として固定してしまうと、後々場所を変えにくいというデメリットはあります。

デバイスの台数が増えたり機種が変わった場合のために、将来の変化に対応できる余裕も考えておくと安心ですね。

さいごに

スマホやタブレットから得る情報は、現代の暮らしには欠かせません。

冷蔵庫やテレビなどの家電製品と同様、各種デバイスをはじめとした充電機器は今や暮らしの中で居場所を必要としているモノたちです。

また、忙しい毎日だからこそ、スマートに暮らせる工夫で小さなストレスを減らすのは大事なことです。

複数のスマホやタブレットを並べて同時に充電することができる、便利な充電ステーション。

あなたの生活の中に、ぜひ取り入れてみませんか?

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